フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)は後期印象派の中でも最も名の知られたオランダ出身のゴッホ。 ゴッホはルーベンスの明瞭な色彩に魅了され、日本の浮世絵の特徴である明快な色使い、影の無い世界にも大きな影響を受けた。 ゴッホ・ゴッホの内面をそのまま反映したかのような迫真性の高い独自の表現は野獣派(フォーヴィスム)やドイツ表現主義など後世のゴッホに大きな影響を与えた。 ※ゴッホの活動時期: アントワープ時代・エッテン時代(1881年4月〜12月)|ハーグ時代(1881年12月〜1883年9月)|ドレンテ時代(1883年9月〜11月)|ヌエネン時代(1883年12月〜1885年11月)|パリ時代(1886年3月〜1888年2月)|アルル時代 (1888年2月〜1889年5月)|サン・レミ時代(1889年5月〜90年5月)|オーヴェール時代(1890年 5月〜7月)
ゴッホ 『オーヴェールの村道』 ヘルシンキ、アテネウム美術館
有名な耳切り事件後、精神的に不安定となったゴッホが、1890年5月20日からパリ北西イル=ド=フランス地域圏のオーヴェール=シュル=オワーズに赴き、ゴッホの友人であり、セザンヌなど新しい芸術家たちへの支援を惜しまなかった医学博士(精神科医)ポール・ガシェのもとで治療・療養生活を過ごした最後の二ヶ月間で手がけられた80点あまりの作品の中の1点。
ゴッホ 『オーヴェールの教会(オーヴェールの聖堂)』オルセー美術館、パリ)
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■「絵画切手|印象派・ゴッホ(Vincent van Gogh) オーヴェール時代」の詳細は、 「西洋美術切手 印象派 炎の画家 フィンセント・ヴァン・ゴッホ (1/2)」 と 「西洋美術切手 印象派 炎の画家 フィンセント・ヴァン・ゴッホ (2/2)」 でご覧戴けだけます。
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